自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/03/08

疑念大敵

先日、あるクルーから、

「宮前さんが、周りのクルーに頼むと、
 みんなすぐに手伝ってくれる。」

と言われました。

この言葉を素直に受け止め
感謝できればよかったものの、

「他のクルーが頼んだ時は、
 そんなに手伝ってくれない。」

とも言われ、

「私がベテランだから、気を使われている?」
「私の能力が低いから?」

などと、疑念を抱いてしまい・・・

その影響か、
今日も、初めての慣れない仕事で分からず、
困っていたものの、

「自分でなんとかしなくては」
という思いが強くなって、
なんだか気軽にきけなかったり、

手伝ってくれるクルーに対しても、
「大丈夫です!」と頑なになって、

自然に頼めなくなっている
自分に気付きました。

そう考えると、
この「疑念」や「不信」「思い込み」というのは、
屈折していたり、頑なだったり・・・と、

本当に不自然な状態だと感じます。

自分自身、真実や事実に興味があることもあり、

不確かなものに対して疑ったりするのは、
どこか無駄な気もして、あまり好きではなく、
こんな気持ちになることも珍しいものですが、

「我」が出てしまったのかもしれませんね。
こわいものです。^^;

「我」が出ると、
物事をそのまま素直に捉えるのが難しいので、

「本当はなんなのか」
「そもそもなんのためか」を大事にしながら、

仕事を「我」から見ず、
仲間と握り合っている「理念」から見て

仕事の認識を誤解しないよう、注意していきたいです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子