今月の室礼のお稽古では
「端午の節供」がテーマでした。
「端午の節供」といえば、
鎧や兜、五月人形や鯉のぼり、柏餅など
イメージしますが、
お稽古では、先生から「鯉のぼり」について、
「鯉が滝を登り切ると竜になる」という
「登竜門」の故事から、
男児の立身出世の願いが込められている
・・・というお話がありました。
鯉のぼりと言えば、
下から鯉がのぼっていく・・・というよりも、
風に吹かれて横に泳いでいるイメージでしたが、
もともとは、そんな由来があったのですね。
室礼のお稽古を習い始め、
年に一度の「端午の節句」をテーマにしたお稽古も
もう4回目となり、
確か、以前にも教えて頂いた気がしますが、
なんとなくの記憶でしかないのが私の現状です・・・。^^;
年に一度ということもあり、
知識として覚えておくのも、
私にはどうも無理のようですので、
習ったことを、更に自分で調べて深めていくことと、
実際に暮らしの中で、
室礼など行事として「事を行い」、毎年反復していくこと。
そんな「知行合一」で、
自然と体に入っていけるように
楽しみながら学んでいけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子