今日は息子の保育園での最後の親子遠足でした。
歩く体力もなく、転んでけがをしたわいわい組の時のことや
まだまだウォークラリーの楽しみを味わいきれなかったらんらん組の時のこと。
この数年のことが自然と思い出されます。
今年はどんな姿を見せてくれるのだろうとみていると、
すいすい組としてしっかりとみんなをまとめる役に立ち、
地図を読むのが得意だったり、じっくりマイペースなところを活かしたりと、
ウォークラリーを存分に楽しんでいるのが印象的でした。
私も今年は、午後の飛行機に間に合うようにと
出張の準備のままに参加しましたが、
11時半には出なきゃいけないことを伝えると、
「よし、それまでにがんばろう!」と協力してくれ、、
無事に11時25分にゴールすることができました。
昔は、親子遠足といえば、親が地図を見て
親同士で協力してゴールに向かう印象が強かったですが、
こんな風に、子どもたちで協力して、道を見つけ、
観察し、クイズに答え、しまいには大人の都合も快く受け入れてくれ、
間に合うようにゴールしようとする姿を見ていると、
子どもたちの成長を感じられ、、、
やはり行事というものは積み重ねていくほどに
味わい深いものになっていくなと感じました。
そもそも、この親子遠足は自分たちの住んでいる
地域、地元をより深く知ることができる行事であり、
そして、その地に住む親同士の交流や親交のための行事でもあります。
今年も、遠足中にたくさんのお父さんお母さんと話し、
今度控える父親保育に参加するお父さん同士のあいさつの場にもなり、
午後は仲良くなった親同士で一緒にそのまま公園で遊び、
そして夕方からはみんなでご飯を食べに行ったりとあったそうです。
送り迎えの時しか話すことがない保護者同士からすると、
この親子遠足はとても大切な行事だと改めて感じます。
親同士が仲が良いと、子ども同士も仲良くなりやすいですよね。
年度の初めにこの行事を持ってくる理由も良さも
毎年参加しているとよく感じられます。
園の理念の一つに、「園にかかわる人々が幸せになる」ことを
掲げていますが、改めてこうやって行事を通じての理念実践を
実感するありがたい機会となりました。
ミマモリスト
眞田 海