こんにちは、眞田です。
一気に空気は冷たくなり、晩秋と冬の訪れを感じさせます。
つい先日までは暖かさや夏の名残を感じさせていた日々も、
今はその気配もなくなり、少しの寂しさを置いて行ったかのように感じます。
我が家の朝晩も随分と気温が下がり、子ども達の衣服も変わってきましたが、
夏祭りで捕まえた金魚たちは、水温が下がっても相変わらずに
元気に泳いでいます。
しかし、実はこの金魚たちも10月の下旬には、2匹が病気にかかり
瀕死の状態でした。
ネットでの必死の情報収集をしても、諸説があまりに多く
どれを実践して良いのかも分からず、子ども達と話しながら
共通する対処策を見つけては試していましたが、
調べていく中で、神奈川県の金魚ショップの店長さんの事が
特に金魚愛好家の方々のブログの中で書かれていました。
「関東で金魚を真剣に買う人が一度は通う店」
という事で皆さん表現されており、先日、子ども達の運動会を終えてから
家族全員でそのお店に行ってきました。
金魚ショップと言えば今は通販が主流ですが、その店は
「ちゃんと金魚を飼える環境の事も理解してもらった上で購入してほしい」
という事で、通販を行っておりませんでした。
お伺いしてみると、本当に親身に金魚の事に相談に乗って頂き、
驚くほど微細な金魚の状況を色々とご質問頂きました。
「根源の原因が飼育環境のどこにあるのかを見抜こう」
とされるその姿に
本当に金魚の事を大切にされている姿勢を感じる瞬間でした。
病気を治そうとするのではなく、病気になる原因を取り除く。
結局は私達の飼育環境や不自然な部分をご指摘いただき、
帰宅後に環境を変えて約2週間が経ちましたが、
水槽の底で転がり死にかけていた姿が嘘だったかのように
元気を取り戻してきています。
この「病気」そのものを現象ととらえ、問題の「根源」を改善するという考え方。
カグヤの大切にしている考えでもありますが、改めて家庭でも大切な拠り所として
今後も実践していきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海