暑い日々が続いていますね。
ベランダのきゅうりも子どもたちが種を蒔いてから
この天候に恵まれ、順調に育っていっています。
「ベランダに花がある家は泥棒が入ってこない確率が上がる」
という持論を展開する子どもたちに
我が家の防犯環境と世話をお任せしていますが、
出張先でも、「ベランダのバラが咲いた」
「ニンニクの芽がすごい伸びてきた」
「カブトムシの幼虫が土の上に出てきちゃった」
などなど、たくさんのことを教えてくれるようになりました。
思えば自分の幼少期を振り返ると、
生き物の世話などは全く得意ではなく、
捕まえてきたザリガニをちゃんと飼うからと
部屋に入れては、毎日世話のことなど忘れて
遊びほうけて死なせてしまい、
父親にこっぴどく怒られたことを思い出すくらいですから、
今の子どもたちは、生き物に気をかけるのが上手なんだなと
改めて感じます。
先日、富山の園長先生から
「声なきものの声を聴こうとする姿勢が、保育そのものだと思うんです」と
教えていただきましたが、保育園での異年齢での体験が
気にかけてもらったり、気にかけたりと見守りあった場数の分、
子どもたちに積み重なっているのかもしれません。
見守りあう関係が育んでいく非認知的能力は
想像以上に多岐にわたるように感じています。
ミマモリスト
眞田 海