先日、畑で父が
「よかった。かぼちゃが根付いてきたぁ。」と。
どうやら、せっかく出た芽が虫に食われ、
「このままではまずい!」ということで、
不織布をかけ見守っていたところ、
ようやく元気に根付いたようです。^^
また、雑草抑制や、泥はね防止のため、
わらマルチもしっかり!
そんな風に、いつも見守っている姿にも
ハッとするものがあったのですが、
更に驚愕だったのが、
そのかぼちゃの行く末です。
近くに玉ねぎ、
更にその先にはじゃがいもがあるのですが、
この1か月内には、それらの収穫が終わるので、
収穫と並行しながら、
これからどんどん育ってくるかぼちゃを
そちらのスペースにはわせていく・・・というのです。
タイミングを計り、空間をうまく使おうとすることに驚き、
「そんなことまで考えてやってるの?!」と
思わず質問してしまいましたが、
「限られた畑スペースだから、考えてやらないと
いろんな種類の野菜がつくれないからね。」と言われ・・・
そういえば昔、父が「畑ノート」として、
いつどこに何の種をまくかなど、
緻密に計算されたものが、
だいたいの畑の見取り図と共に、
細かく記録しているのを
目にしたことを思い出しました。
長年の積み重ねと共に、見通しを立てながら、
頭と感覚と心を使って、行動していく父の姿。
経験不足だったり、頭脳派とは言えない自分にとっては、
なかなかマネできませんが、
それでも、こうして一緒に畑に行く機会を通して、
育ちを促したり、守るために、
必要に応じて手を入れたりして見守っていく・・・
そんな大事な姿勢を、
見習っていきたいと感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子