先日、当主のブログで「進化」について
書かれている記事がありました。
http://www.caguya.com/kannagara/?p=11635
その中で「進歩は進化を超えないように思います」
という一文があったのですが、その言葉に大きな感銘を受けました。
生命は進歩では適応が間に合わない時代の変化や環境の変化のたびに、
進化をし続けてきました。
水中の生物が陸にあがったり、空を飛んだりと様々です。
それと同じように私たち一人の人間も、
様々な機会に合わせて今までの延長線上で生きたり
働いたりするのではなく、生活そのものが進歩ではなく
進化というほどに激変するタイミングがあるかと思います。
学生生活から社会人になったときや、
志を持った時、生き方を決めたとき、
結婚した時、子を授かったとき、
仲間を得たとき、困難にぶつかったとき、
自分よりも大切なものを見つけたとき。
様々な時に、その「進化」のチャンスは訪れていることを
感じます。
その「進化」のチャンスは時には
「大変」や「面倒」、「不安」などの気持ちが
前面に出てしまう時もあります。
そんな時はやはり困難を苦しみで受け取り
悪いままの体験になってしまいがちですね。
ただ有難いことに、
そういった困難は「進化」するまで
何度でも訪れてくれますし、進化してもまた
時が来ればまた訪れてくれますね。
大変な時ほど、「進化」よりも「進歩」を選び続けているときかもしれません。
コンパスの軸足がいつも「機会」よりも「自分」に置かれていれば、
いつまでたっても、描ける円は進歩したところで大した違いがないのだからこそ、
軸足をいつも「機会」において進化への後押しを
受け取っていけたらと思います。
ミマモリスト
眞田 海