こんにちは、女将です。
最近、やたらと早い時間に目が覚めます。
冬場はなかなか起きられませんが
春になり、暖かくなってくると
からだが勝手に動き出す気がします。
そして感じるのです。
「人間も動物なんだなぁ」と。
高層ビルが立ち並ぶ街の中で生活していると、
街の緑化として植えられた街路樹でさえ
無機質なビルの一部と同化して
その存在価値を見失ってしまうことがあります。
そしてそんな日常は、無意識に心身を緊張させ、
知らず知らずに溜まったストレスは
ふとした時に、心や身体を蝕むのです。
それもこれも人間が動物だからではないかと考えるのです。
動物は本来、森で暮らすもの。
なのに、森で暮らすことを放棄した動物、人間。
貨幣という価値を生み出し
多彩なコミュニケーションツールをつくり、
人が一定の価値観を共有することで
より便利により快適な生活を営める世界。
でも本当に快適なのでしょうか。
便利さと引き換えに
何かを失っている気がするのは私だけでしょうか。
いま地方の片田舎で古民家に暮らす人が増えていると聞きます。
古民家を企業に誘致し、
地方から最先端を発信する試みをはじめた自治体も少なくありません。
遠い昔、森を捨てた人間は
また森に戻ろうとしているのかも知れません。
今一度、人間の本来のあるべき姿を考えるときかも知れませんね。
ミッションパート
佐藤真樹