ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/06/04

「関係性」

子どもたちを見ていると、
お友達との関係性も一筋縄ではありません。

娘がわがままをしすぎると
周りの子が嫌な思いをし、

今度は周りの子がわがままをしすぎると
娘が嫌な思いをし、

その都度に家に帰ってきた子どもの姿には
変化が見られ、親としても心配になったりします。

親として、こうするといいよという正解のようなものを
子どもに伝えることはできますが、

無理をすると、今度は子どもは子ども自身の気持ちではなく
親が教えた価値観を大切にしてしまうこともあります。

短期的にみると心配なこともありますが、
最近の子どもたちの様子を見ていると、
前よりもお友達との関係性もより一層深まりを見せていることに
気づきます。

ヤマアラシのジレンマのように、
子どもたちは時間をかけて、機会の限りに
お互いで実際に近づいては痛みを知り、
そして距離やかかわり方を学んでいっているようです。

親としてどうかかわることが正解なのかは
分かりませんが、本当にありがたいのは
子どもたちが自分のこともお友達のことも信じて
近づき、起きた出来事から自ら学び続ける姿です。

私たち親も、大人として子どもたちのように
信じ、近づき、起きた出来事から学ぶ姿勢を
大切にしていきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海