小麦の収穫を行ったことで、
今年も、副産物としてストローが!
もともと、英語の「straw(ストロー)」は
麦わらの意味でもあるとおり、
このストローは、
収穫後の小麦の茎の部分のわらです。
こちらの節と節の間をカットし、
自宅に持ち帰ったところで、
汚れが気になるところは、更にカットし、
外側の皮をはいでいくと・・・
中は、白っぽくつやつや。
こちらを洗って、乾かして・・・
今年も、社内に持っていきました!^^
それにしても、このストロー。
「副産物」なんて言ってましたが、
もはや「副」と考えているのはこちら側の見方。
小麦にとっては、ただただ一生懸命に生きていて、
どの部分であっても命に変わりはないはず。
こちらは、その恩恵を頂いているわけで、
食べられる実が「主」で、
茎が「副」なんて思っているのは、
どこか失礼な気も・・・^^;
そう考えると、
昔の人は、ひとつの命に対して、
「食べもの」としてだけでなく、
実に沢山の使い道を模索し、活用してきて・・・
そんな風に、様々な命を十分に活かしてきたことに、
むしろ、豊かさを感じずにはいられません。
今は、ものに溢れていることで、かえって
見えない、気付かないことも多いのかもしれませんが、
そんな中でも、
命を活かしていくことを意識しながら、
日々の暮らしを、より豊かにできたらと感じます。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子