出張4日目になりますが、今回の出張では、
お客様との関わりや、仲間との関わりから、
「寄り添い」の大切さ、そしてその難しさを
特に感じています。
自分自身、お客様や社内など、
身の回りで問題が起きたり、直接相談されたりすると、
「問題を解決しなければ」という思考がはたらき、
そのために、自分が思う「正しい」の価値観を
相手にぶつけてしまうことが、けっこうあるのですが、
ちょっと角度を変え、
「そこに寄り添いの気持ちがあったのか?」と、
自分自身を振り返ってみると、
反省することばかり。^^;
異なる人たちで成り立つ社会や組織だからこそ、
価値観のぶつかり合いなど起きがちで、
更には、それによって傷ついたせいか、
大人になればなるほど、
対話をあきらめている人、
本音をおさえてしまう人も多く見えます。
そう思うと、正論や直接的な解決よりも、
共感や寄り添いの方が、
かえってその人の本音が引き出され、
本質的な解決にむかうことができたり、
寄り添ってもらっているうちに、
自分自身で解決できたりして・・・
問題解決は、解決することだけが解決ではなく、
実は、寄り添うという解決の仕方が
本来は、大事なことのように感じています。
簡単にはいきませんが、
尊重し合う社会を子どもたちに残していきたいからこそ、
自分自身が、寄り添い、寄り添われる体験を
もっともっと大事にしていきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子