いつも有難うございます。
カグヤの松野です。
先日も小唄の稽古のため、
お師匠さんのところに行ってまいりました。
今回は稽古が終わった後、
先生が、ご自身のお母様のことを
話してくださいました。
先生のお母様は、
困っている方を見かけると、
いつでも分け隔てなく、
声をかけ…
自分のもっているものを
決して惜しまず、周りへと捧げる生き方を
されていらっしゃったそうです。
そんなお母様とのエピソードをお聴きしていると、
先生が最後に、
「母がこれまでしてきたことが種となって
今自分の代に花を咲かせてくれているのだと思う。
今の自分の幸せがあるのは、そんな母の残してくれた
種のおかげだと思っている。」
と話してくださいました。
ここに色々な意味が含まれていると
感じています。
ただ、こうやって、
お母様が生き方として残してくださったものを
見守りとして感じていらっしゃる
先生のお姿はとても神々しく感じました。
先生が話してくださったこともまた、
私が頂いた種だと思っています。
この頂いた温かい種を
しっかり育てていきたいと思います。
発酵コーディネーター
松野 寛子