こんにちは、眞田由莉です。
今年の夏季実践休暇は
例年通り実家の長野で過ごしましたが、
とても充実した、色濃い休暇となりました。
まずは実家に着いてすぐにブルーベリー狩りを。
近所の方のブルーベリー畑なのですが、
ご厚意で「好きなだけ摘んでいってね」とのことで
母と子どもたちと袋にいっぱい、摘ませて頂きました!
ブルーベリーの木は子どもの背丈ほどなので、
子どもにとっても摘みやすかったようで、
黙々と集中して摘んでいました。
娘はバッタとてんとう虫に夢中で
ブルーベリーには興味がないようでしたが…
他にも毎年恒例のお盆の準備、送り火や盆踊り、
眞田家ゆかりの上田城や小松姫のお墓参りなど
ご先祖様とともに過ごせたお盆になり、
こうして毎年続けて体験していくことで、
都会暮らしの子どもたちにとって“お盆休み”というものが
“夏休み”から“ご先祖様と過ごす”ものへと
理解を深めていくきっかけになれば…と思います。
今回の帰省で改めて感じたのは、
ご近所付き合いあっての暮らしがあるということです。
確かに昔と比べたら付き合いや行事は
減ったのかもしれません。
しかし、実家では祖母が高齢で
畑を維持することができなくなりましたが、
自然と近所の方が野菜や果物を分けてくれますし
こちらからはお礼にお米を持って行きます。
中学校卒業以来付き合いのなかった近所の同級生が
地元の消防団の関係で今は私の兄と親しくなっており、
実家に遊びに来てくれた際に
私も久しぶりに顔を合わせることができましたし、
主人と子どもも同級生と食事をともにするという
なんだか不思議な、ちょっと照れくさい…でも嬉しい。
そんなことからも新しい繋がりができていることを感じますし、
自然と子どもたちにも受け継がれています。
今でも残る田舎の文化を誇りに思うとともに、
失くしてはいけないものを
子どもたちにももっと体験させてあげたい。
そう感じた今年の夏季実践休暇なのでした。
美化コーディネーター
眞田 由莉