今日のカグヤクルー日記

クルーそれぞれの理念の実践や気付きを交代で掲載しています。

2015/12/22

「お楽しみ会」

こんにちは、眞田由莉です。

先日、保育園でお楽しみ会がありました。

劇で娘はナレーター役、息子は白ねずみ役ということで
台本を家に持ち帰り、以前から練習をし、
子ども達も親も、そして先生方もでしょうか、
この日をずっと楽しみにしていました。

練習しながら、その日保育園でどんな風に練習をしたのか、
練習中にお友達がアドリブで言ったこんなセリフがおかしくて
じゃぁ本番もそのセリフにしよう!
ということになったよ、など
毎日色々な事を教えてくれました。

やらされている義務感や、
間違えないようにしなければ、といった
切迫感のようなものは感じられず、
全員でつくるお楽しみ会を
先生も子ども達も本当に楽しんでいる様子が伝わってきました。

そして本番でも、
ちょっと緊張しているようでしたが、
どの子もニコニコと本当に良い表情なのです!

誰かのセリフに笑い転げて
その笑いが連鎖して…

保育園での普段の様子が伝わってくるようです。

行事ごとに感じるのは、
赤ちゃんの頃はいつもと違う場や空気に不安を感じ
さらに近くで親が見ていることに気付くと
泣いてしまうことが多かったですが、
(当日、やはりそんな赤ちゃんもいました)

成長するにつれて
いつもと違う空気感でもその場を楽しめるようになり、
親が見ていることで安心して発揮できるようになっているという事です。

我が家にも行事のたびに泣いている写真が多くあり、
いつになったら泣かなくなるのだろう、、
なんて思ったこともありました。

ですが、子どもの成長のタイミングというのは、
親が望んだ時期にピッタリやってくるわけではなくて
子どものペースで、その子らしくいられるタイミングでやってくるのだと
改めて気付かされました。

それは当然のことかもしれませんが、
目の前のことに必死になっていると
子どもが精一杯成長しようとしていることに気付けなかったり、
それを無理に早めようと、逆に妨げてしまっているのかもしれません。

子どもの成長が見られるとともに、
見守ることの大切さを再確認するお楽しみ会となりました。

来年もまた楽しみで仕方ありません。

美化コーディネーター
眞田 由莉