こんにちは、眞田由莉です。
まだまだ蒸し暑くても、
吹く風には秋の気配を感じるこの頃ですね。
我が家にも夏の終わりを感じさせる出来事がありました。
そうです、もうこの話題はいいのでは?!とすら思う、
カブトムシたちのお話です。
夏季実践休暇で長野の実家へ帰省した際に、
近所のお家から「カブトムシいる?」とのお声が。
「メスが3匹ほしい!!」と子どもたちは即答します。
今まで男所帯で、ちょうどお嫁さんを探していたため
なんともタイミング良く、お嫁に来てくれたのです。
そうして始まった同居生活ですが、
お嫁さんが来てからのオスはいきなり元気になり、
もぞもぞとたまに動くだけだったもぞくんも
昼間からいそいそと活動しているではありませんか!
喜んでくれているのかな?と一安心です。
そして1週間程経ったある日、
土替えをしていると、卵を発見!
30個近く産卵しており、
さらに数日後には孵化して小さな幼虫になっていました!
娘は卵を産んだかぶ夫人に「よく頑張ったね」と
声をかけてあげていました。
確かに交尾や産卵で命を落としてしまうこともあるそうで、
無事に幼虫となってくれたことに感謝しなければなりません。
カブトムシとともに夏を過ごしたことで
子どもたちと生き物の距離が近くなりました。
帰ってきたらまず声を掛け、様子を見てあげる。
体が汚れていたら歯ブラシできれいにしてあげる。
寝る前には餌を替えてあげる。
カブトムシは嫌がりますが、スキンシップは多め。
「かわいくて仕方ない」
娘からそんな言葉が出るとは正直驚きましたが、
生き物と暮らすということは
子どもの情緒にも深く関わってくるものですね。
子どもたちも、そろそろ今いるカブトムシたちとの
お別れが近付いていることを悟っていますが、
命の巡りに感謝して、次の命も見守っていけるよう
最後まで見届けたいと思います。
美化コーディネーター
眞田 由莉