こんにちは、眞田由莉です。
息子の保育園では、
運動会の最後のプログラムに
5歳児クラスによる「雑巾がけリレー」があります。
毎日行っている雑巾がけがプログラムになっているわけですが、
リレーといっても、チーム分けをして競う訳ではなく、
子どもたちは日本代表として世界各国と戦う、という設定です。
ですが子どもたちは“設定”だということを知らないので
かなり!気合が入っている状態です!
そんなある日、息子が朝起きて「お腹が痛くて起き上がれない」
と言うので様子を見ていたのですが…
どうやら、前日の雑巾がけを頑張りすぎて
人生初の筋肉痛になってしまったようです。
可愛くてつい笑ってしまいましたが、
本人は浮かない顔をしているので、
「もし痛くて今日は雑巾がけできないようなら先生に伝えておこうか?」
と聞くと、
「一人でも参加できないとみんなに迷惑をかけちゃう」
と言います。
そのやり取りを連絡ノートへ記入し、
夕方、先生からの返信を見てみると…
「迷惑をかけてしまうと心配するなんてさすがですね。
今回はチームの大切さをずっと伝えてきたからでしょうね」
さらに、無事に雑巾がけができたようで
「お友達からも“やればできるじゃん”と声を掛けられて
嬉しそうにしていました」ともありました。
“自分がいないと皆に迷惑をかけてしまう”
という気持ちから
“みんながいるから何かあっても大丈夫”と
信じ合える気持ちに発展していく経験を、
チームを通してさせてもらっている息子。
大人になっても信じ切ることができなくて
壁にぶつかることがありますが、
友達を通して学んでいる息子のように、
私もまわりに支えられながら、
チームの力を日々学んでいきたいと思っています。
美化コーディネーター
眞田 由莉