こんにちは、秋山です。
最近4歳の息子が欠かさず手にしているのは、
余り毛糸を簡単に編んだ「輪」。
誰かが遊んでいる姿を見たようで、
見よう見まねで「あやとり」に励んでいます。
慣れない指先の動きは、
思うようにならないことが多いようで、
一喜一憂することも多々ありますが…
公園で打ち込んでいれば、
「ちょっとやらせて。」
と少し年上の小学生が近寄って来て、
技を披露しながらゆっくり教えてくれます。
また場所を変えて、
実家で打ち込んでいれば、
「ちょっと貸して。」
と次は祖母が…時には祖父が…
指が憶えているかの華麗な技を魅せてくれ、
息子はスゴイスゴイ!と大はしゃぎです。
あの子に教えてもらった「あやとり」。
あの人が魅せてくれた「あやとり」。
あの子に教えてあげた「あやとり」。
ただの余り毛糸の「輪」は、
遊びの「輪」を生み出し、
世代を超えた「輪」を創り出して、
あらゆる意味で息子を魅了しているのだと思います。
昔から伝わる遊びの面白さと奥深さ、
息子と共に改めて遊び込み、
その楽しみを味わっていきたいです。
エールキーパー
秋山 有紀子