こんにちは、秋山です。
先日、祖父母の家に泊まりに行くと、
「今日はここで寝る!」と、
息子がキラキラした目で言いました。
そこはソファで出来た秘密基地。
クッションや布団を使って、
ドア、屋根、空気穴もある…
息子こだわりの力作です。
今まで一人で寝たことも、
別部屋で寝たこともなかった彼が、
自分で言い出したこと。
特別な空間を楽しみたい気持ちも、
彼なりの挑戦したい気持ちも、
よくよく分かっていたので、
気持ち良く「どうぞ」と言いました。
ところがそこで現れたのが1歳の娘。
さぁ寝ようとすると、
いつも一緒に寝ている兄が、
同じ方向に向かわないことに気付きます。
「こっちだよ。」というように、
洋服を引っ張りますが、兄は動きません。
「おやすみ」と手を振られると、
秘密基地に一緒に入り込み、
私もここで寝る、ママもどうぞと、
ギューギューに詰めて横になります。
さすがに狭すぎるので、
ドキドキしながら残る息子と、
どこか寂しげにその場を離れる娘。
そんな2人を見つめていると…
いつも一緒だからこそ、
一人が挑戦すれば、もう一人も挑戦を。
一人が成長すれば、もう一人も成長を。
共に繋がりながら生きていることを感じます。
もちろんその輪の中には、
母である自分自身も入っていて、
私にもあらゆる「機会」が巡っています。
その機会、その瞬間、その気持ちを、
彼らと同じく逃さずに、
味わい重ねていきたいです。
エールキーパー
秋山 有紀子