こんにちは、秋山です。
自然農の実践の1つとして、
7月末に種を蒔いた「大豆」は、
夏の暑さを乗り越え大きく葉を広げています。
毎日のように眺めながら、
成長を見守っているつもりで居ましたが…
先日「まさか」の気付きを痛感しました。
それは【見守っている「つもり」な自分】です。
三日に一度程のペースで、
ある特定の種の成長記録を、
写真と共に追い続けているのですが、
「こんなに成長したな。」
「小さな花が咲いたな。」
「また新しい芽から広がりそうだな。」
など目に見えるものだけを、
記録して満足していたのです。
そして9月の台風の日。
強い風に煽られながらも、
耐える大豆の葉が横倒しになる姿を見て、
初めていつも追っている苗ではない、
隣の苗に枝豆が出来ていることに気付いたのです。
待ち遠しく期待していた「枝豆」を、
こんなタイミングでしか、
気付かなかった自分に唖然としました。
「実はもっと花が咲いてからだろう。」
「同じ時期に種を蒔いた種、成長は同じ程度だろう。」
自然農を通じて「見守る」を体感するはずの大豆実践。
知らずの思い込みによって…
記録を重ねただけの自己満足によって…
私は「見守る」ではなく「眺める」だけであった痛感しました。
1つ1つ異なる種に目を向け、
改めて姿勢を正しながら、
向き合っていきたいと思っています。
自律コーディネーター
秋山 有紀子