今日のカグヤクルー日記

クルーそれぞれの理念の実践や気付きを交代で掲載しています。

2017/02/02

「喉風邪」

こんにちは、秋山です。

年末年始に風邪をこじらせ、
咳が酷くなってきたと思った頃には、
完全に喉が潰れてしまいました。

声を出そうとしても…出ない。
声を掛けても…届かない。

思ったことを即座に伝える手段が、
無くなったことによって、
何をするにもヤキモキするのでは?と、
身構えていたのですが。

意外にも、そんなことはありませんでした。

むしろ自分自身が、
(子ども達との生活の中で)
いつもどれだけ口を挟んでいるのか。
要らぬ心配や先回りをしているのか。
痛いほどによく分かりました。

声が届かなくとも、
彼らは考えながらも動き、
寄り道しながらも必ず戻り、
ここぞと言う場面では自ら確認も出来る。

遅刻しないように…
喧嘩しないように…
怪我をしないように…

と口出しが増えるのは、
彼らのためなどではなく、
ペースを乱されたくないワタシのため。

声を掛けようとするたび、
カスカスの息が吐き出されるたび、
待てない自分に何度も気付き、
また立ち返ることが出来ました。

年明け早々に、
意味のある「喉壊し」。
今年も愉しんでいきます。

エールキーパー

秋山 有紀子