こんにちは、秋山です。
息子が春から小学生になることもあり、
自分の同じ頃はどうだっただろうと、
ふと記憶を辿ってみました。
担任の先生は、
母よりも上の世代で、
穏やかな優しい方。
初めての参観の時は、
張り切って手を挙げ、
自信満々に間違えた私を、
優しくフォローして下さったり…
学芸会の配役決めでは、
脇役中の脇役にも関わらず、
一番に「あなたにぴったり!」と、
推薦して下さったり…
言葉と日本語の美しさを、
とても大切にされていて、
毎日読んで下さっていた詩集は、
一部今でも暗唱しているほどです。
遠い昔の記憶にも関わらず、
意外にも鮮明に思い出せることが多く、
我ながら驚きましたが…
行事や出来事よりも、
先生の「人柄」や「言葉」など、
して頂いたことが細やかに思い出され、
とても幸せな気持ちになりました。
考えてみれば、
人生の節目に必ず集う友人も、
大半が小学校で出逢った人ばかり。
春から小学生になる息子も、
もしかしたら永く長く続く友達と出逢い、
思い出した時に幸せになれるような、
誰か、何か、に出逢うかもしれません。
社会も視野も広がり、
大きく変わる「大変さ」はあれど、
自分の記憶を信じながら、
春からの生活を見守っていきます。
エールキーパー
秋山有紀子