こんにちは。カグヤの松野です。
先日久しぶりに大学時代の友人と会い、
2人で楽しく話をしておりました。
話も盛り上がり、一段落ついた時、
突然、友人のかけていたメガネのネジが外れ、
レンズが落ちるというハプニングがありました。
幸いなことに、外れて床に落ちたレンズも、
ネジも傷一つなく無事でした。
しかし、「メガネ屋さんに修理してもらいに行こう」と
誘っても、友人は浮かない顔をしています。
その理由を友人に尋ねると、
「店員の人に『こんな古いメガネ、今時使っているなんて。
修理してまだ使う気?』と思われるから行きたくない」
と言います。
確かに年季を経たメガネですが、
「『大切に使っている』って思われるんじゃないの?」と
言っても、お店に行きたがりません。
最初このことを不思議に感じましたが、
実はそれは友人の心の中に、想定した店員の人の気持ちが
あったのではないか、とも思えてきます。
きっと、その気持ちでお店に行けば、そういう店員の方が
友人の前に現れたのだと思います。
(実際にどうであるかは別として…)
自分と相手は合わせ鏡、と言いますが
自分の見たままに、見たものは成っていく気がします。
自分自身も、相手を見て判断し、相手を変えようと
するのではなく、自分を変えて
相手を見るような実践を積んでいきたいと
思っています。
発酵コーディネーター
松野 寛子