いつも有難うございます。
カグヤの松野です。

先日鹿児島に伺わせていただいた際、
園内を見学させて頂きました。

ちょうどお昼の時間ということで、
子どもたちは
食事のバイキングをしているところでした。

お盆を持った子どもたちが
部屋の中を往来しています。

部屋の中を見渡すと、
子どもたちの様々なドラマがいたるところで
起こっていることに気がつきます。

食事をこぼしてしまったお友達を助けている子や、
よそ見して食器を落としそうになる
お友達にそっと手をかしている子、
そんな姿に驚いていたのですが…

ある幼児の女の子が
見学している私たちの前を通るときに、一言。
「前、失礼します。」
と言って、目の前を少しかがんで
通り過ぎていきました。

また、別の園さんでは、
階段を降りようとした私たち見学者に、
女の子が一言、
「階段、気を付けてくださいね。」
と声をかけてくれました。

「ありがとう」と子どもたちに伝えながら、
かけてくれた言葉が、大人びているようで
とてもびっくりしていたのですが…

これは普段子どもたちが
先生方、保護者の方と一緒にお互いにしている
思いやりの心遣いを、私たちにもかけてくれた
のではないかと思います。

そこには大人も子どもも関係なく、
お互いに見守りあう、温かなつながりを
感じました。

子どもたちと実際に関わる機会は少ないですが、
周りの方々とこんな風につながりあえる
自分でありたいと
感じています。

発酵コーディネーター
松野　寛子