いつも有難うございます。
カグヤの松野です。
毎日、前日に起こったことを記事にして
メール配信している
社内報「CCN(Caguya Campany News)」があります。
入社した年の夏から始まった実践ですが、
当主や、仲間のクルー、読んでくださるパートナーの方々
皆様のおかげで3月に850回を迎えることができました。
振り返ってみると、CCN一つから
沢山の方々に支えていただき、
沢山のことを教えてもらった実践だったなぁと感じています。
(決して実践が終了したわけではなく、現在進行形で続いております!)
毎朝メール配信させて頂いているのですが、
送信したと思ったら、容量オーバーで
送信エラーになっていることに気付かなかったり、
気分が落ち込んで一体何を書いていいか分からず、
勝手に休刊にしたり…
ご紹介するのもお恥ずかしいですが、
様々ドラマがありました。
配信をストップする度に、
「まぁ、翌日にまとめて配信しよう」
「今日中に(夜24時までに)配信すればいいか…」
と自分ルールを作っていました。
そんな時、いつも同じ言葉が頭をよぎります。
「なんで毎朝、同じことを続けるのか?(続けないといけないのか!?)」
自分がやりたい!と言って
させて頂いているはずなのですが、
だんだんと感情に流され、周りに矢印が向き、
言い訳とともに自分ルールはどんどん増えていきます…
そう悩んだ時に、カグヤ一家の当主の野見山から
こんな話を聴きました。
神社の神主さんたちは、
毎朝神様が通る参道を掃除され
祓い清め、参拝者を迎える。
そうして神聖な参道を守っているのだそうです。
決して休むことなく…
“翌日にまとめて掃除する”
〝今日はうまく掃除できそうにないから…明日にします“
なんてことは、ありません。
掃除をすることで
ご自分自身も祓い、清めていく
単なる掃除ではなく神事なのだと思います。
この話を聴いて、自分の実践を振り返ってみると、
沢山の「自分ルール」をつくってきました。
そして、自分を曲げていくと、当初の実践の意味まで
手放し、見失う…のだと感じました。
初心に立ち返れば、
日々起こったことを、皆と一緒に味わいたい。
日々の状況に左右されず、
自分優先ではなく、どんな時にも周りのために
真心、力を尽くせる人でありたい、
と願って始めた実践でした。
自分ルールで初心を手放すのではなく、
“何のために”行っているのか、いつも立ち返り
自分に打ち克っていきたいと思います。
まだまだ「いつでも打ち克てる!」とはいきませんが…
大事な実践とともに
成長していきたいと思っています。
発酵コーディネーター
松野 寛子