いつもありがとうございます。
カグヤの松野です。
先日国立科学博物館で開催されている
「グレートジャーニー ?人類の旅?」展に
行ってきました。
探検家の関野吉晴さんが
人類が拡散していったルートを旅され、
その道中で出会われた
先住民といわれる人々の生活を
展示紹介されています。
極寒、砂漠、高地地帯など場所は違いますが、
どこでも自然に沿って、調和していく生活の中に
人間の知恵がありました。
そして加えて、外国人が入り込み、人々の伝統的な生活を
お金という価値で測りはじめた途端に、
生産性を上げるための経済活動が生まれ、
それまでの伝統的な知恵や価値観が
失われていったことも紹介されておりました。
お金によって本来根付いていた価値を
歪めてしまうということを考えたとき、
同じことが大人と子どもの間にも起こり得ると
感じます。
子どもたちが生きる世界で
大切にしているものを
自分が持っている大人の価値観で
壊してしまうことがないよう
子どもたちの生きる世界を共に大切にできるような
存在でありたいと思っています。
発酵コーディネーター
松野 寛子