いつも有難うございます。
カグヤの松野です。
先日理念研修の際に、
福岡の桶屋さんにお伺いしました。
工場の中には、
修理を待つ、沢山の桶が所狭しと
並んでいました。
お風呂や、漬物樽、寿司桶、太鼓…
桶と言っても種類は様々。
時代も、用途も違う桶は、
色合いも形も一つひとつ違います。
お店の奥様によると、
古くは、大正時代の桶が
修理に持ち込まれることもあるとのこと。
「修理すると、桶が作られた時の
仕事の具合がよく分かるのよ。
適当に作ったものは、修理がむずかしくてね。
解体してみるとすぐ分かる。」
代々大切に使われ、
受け継がれてきた桶のように、
心を込めて、今の代を生きていきたいと…
桶を見ながら感じました。
発酵コーディネーター
松野 寛子