いつもありがとうございます。
カグヤの松野です。
先日お伺いした園様で、
学童の子どもたちと天然酵母のパンづくりを
一緒に行わせていただきました。
園様に伺ってパンづくりをすることも
初めてでしたが、
子どもたちと一緒に行うというのも
初めての経験でした。
子どもたちとのパンづくりに備えて、
パンの材料を説明するイラストを考えていると、
畑で育った小麦をすり潰した小麦粉、
海から採れた塩、さとうきびから採れた黑砂糖、
天から頂いているお水、そして空気中に存在しているパン酵母…
すべて自然から頂いた材料であることを
改めて気づかされます。
こうして考えてみると、「パンづくり」という言葉も、
本当にパンを作っている存在は自分なのか
怪しくなってきます…
今回、材料と向き合うことで、
自分の命は自然の繋がりでいかされ、
こうして頂いたもので生きていることを
学ぶ機会を頂いたと思っています。
パン作り当日の説明では、
いつも見ている白いサラサラの砂糖ではなく、
ざらざらと塊になった黒い砂糖に
驚いている子どものたちもいました。
自然の当たり前の姿が隠れて
見えなくなるからこそ
本当の姿をもっともっと感じ
そんな環境をつくれるようになりたいと
思っています。
発酵コーディネーター
松野 寛子