いつもありがとうございます。
カグヤの松野です。
前回もお話しましたが
先日学童の子どもたちと天然酵母のパンづくりを
行いました。
その中でとても驚いたことがあります。
子どもたちの捏ねた生地が
とてもツヤツヤと美しいのです。
パンの捏ね方は様々ですが、
両手を生地に添え、回わしながら
掌半分で押し、空気を生地に含ませながら
材料を捏ねていきます…
力任せに捏ねていても
生地はまとまらないので、
大人でもパン生地づくりは大変です。
子どもたちが上手に捏ね、
材料を一体にして生地をつくっていく姿は
「やり方」がうまいというより、
材料や酵母菌が喜ぶ方法を知っているようでした。
「ありがとう、おいしくな~れ」と
語りかけながらパンをつくると
材料がそれに応えて美味しくなってくれるように、
「やり方」を超えた、子どもたちの感じる心が
パンに伝わったのだと思います。
「やり方」に流されて、
感じる心を失わないように
素直でありたいと気づかせていただきました。
発酵コーディネーター
松野 寛子