先日、東京で行われた
保育環境セミナーの実践園発表の中でのこと。
子どもたちが自分たちで
喧嘩を話し合って仲直りするピーステーブルについて
こんな実践の紹介がありました。
「最近ある先生が、ピーステーブルで
話し合いをしていた子どもたちに、お茶を差し入れていました。」
「他にも、ピーステーブルの場所から見える外庭に、
金魚鉢を置いて、子どもたちが気持ちを
落ち着けるような環境の工夫も試みています。」
とのこと。
つい喧嘩というと、大人でもそうですが、
早くその場をおさめることを
優先してしまいますが…
先生の実践のお話しから、
喧嘩、仲直りのプロセスが
何を意味しているかを理解して、
一つひとつの場面を丁寧に捉えていくことが
とても大切なことだと改めて感じました。
目の前のことを解決するよりも
プロセスを味わっていけたらと思います。
発酵コーディネーター
松野 寛子