いつも有難うございます。
カグヤの松野です。
カグヤでは、毎朝
一人ひとりが前日起こったことを理念から振り返る
一円対話の実践を行っています。
この一円対話の進行役を
聴福人と呼んでいます。
聴福人は…
・傾聴:人の話を真剣に聴く
・共感:発言者の思いを自分のもののように感じる
・受容:話しを全て受け止める
・拍手:話が終わったら必ず拍手をする
の4つの心構えを大切に
一円対話の場づくりを行っています。
先日、園で聴福人をされている先生と
お話ししていたら…
こんなことをおっしゃっていらっしゃいました。
「私はお地蔵様のように、空気みたいな存在になって
聴くようにしています。
自分でその場を何とかしようとするのではなく、
参加者の先生から話してくださるお話を
そのまま丸ごと聴いていくと、その場がうまくいく」
“お地蔵様”という表現は、なんて素敵な言葉でしょうか!
お地蔵様を思い浮かべると…
穏やかなほほえみで、全てを受け入れてくださる姿が
思い浮かびます。
社内で聴福人を体験させて頂くと、
自分の価値観で、相手の意見の良し悪しを決め、
聴いているようで、聴いていない…
(表情も、相手の意見に一喜一憂してしまう)
そんな体験があります。
“良いも悪いもなく、
全てに意味があり、必要なことが起きている“と受け止め、
すべてを福にしてしまう傾聴・共感・受容・感謝の心。
私自身も穏やかなお地蔵様のような“聴き”を
目指していけたらと思います。
発酵コーディネーター
松野 寛子