こんにちは。宮前です。
先週は1週間程、数名のクルーと一緒に
福岡にある古民家「聴福庵」に行ってました。
今回も、厨房の天井を煤竹に変えて行ったり、
井戸掘りや漆喰づくりをしたり、
外壁をベンガラで塗ったり・・・と、
実に様々な種類のお仕事があったのですが、
そんな中で改めて思うのは、
特性を活かし合うことの大切さ。
仕事が大胆だったり繊細だったり、
スピードが速かったり、遅かったり、
一気に集中する「太く短く」タイプや、
ちょっとずつ長い時間をかけていく
「細く長く」タイプだったり、
背が高い人は、高いところに手が届いたり、
小さい人は、狭いところにも体が入ったり、
力持ちは、重たいものを持てたり、
他にも、差し入れや声掛けなど、
周りの仲間に対してよく気が効いたりなど・・・
一緒に、多種にわたる古民家再生に取り組む中で、
あげればきりがないほどに、クルーのタイプも、
多種多様であることに気付きます。
古民家再生に限らずですが、働くことは、
ひとりではなかなか難しいことばかりで、
特性もこんなに違うのですから、
やっぱり活かし合わないともったいないですね。^^
古民家再生にかぎらず、普段の働きの中でも
皆が一律に「できるようになる」ことを目指すのではなく、
それぞれの違い、特性を活かし尊重し合いながら、
違っている仲間だからこそ実現できる
おもしろさを大事にできたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子