こんにちは。宮前です。
先日、社内理念研修として、
「日本理化学工業 川崎工場」へ見学に行きました。
こちらの企業は、チョーク等を製造販売しており、
なんと全体の70%以上が、
知的障がいのある社員ということです。
実際に、チョークを作っているところを見学させて頂きましたが、
皆さん、驚く程の集中力を発揮し、
スピードの速さ、精度の高さ等・・・
とても真似できるものではないと感じました。
そして、何よりも楽しそうに誇らしそうに働くその姿に、
働く姿勢そのものを、教えて頂いたような気がします。
またその背景には、障がいのある社員が、
まず今ある能力で仕事ができるように、
更には、より能力を高めていけるようにと、
健常者の社員が、自分にとっての「あたりまえ」を押し付けず、
彼らの理解力に合わせて、作業方法の工夫や改善を行い、
環境作りに努められていることが、
とても大きく影響していると感じます。
このことは、障がい者に対してだけではなく、
誰かと仕事をする上で、大切にしたいことだと感じ、
自分自身も、周りに対する眼差しについて、
相手のせいにして、終わらせるのではなく、
「どうしたらうまくいくかな?」と
自分に矢印を向けて、環境づくりに努め、
一緒に楽しく働いていけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子