こんにちは。宮前です。
先日、お客様が行う「一円対話」を
見せて頂く機会がありました。
一円対話とは、皆で一円になり、
偏見等、刷り込みのないところで、対話を進めいくもので、
弊社でも、毎朝欠かさずに続けている実践の一つです。
お客様の一円対話を終え、一緒に打合せを行う中で、
「聴く」について、話しが深まり・・・
同じ「聴く」の言葉をとっても、
人によって、深さや捉え方が異なることが分かりました。
一円対話での「聴く」とは、
ただ話しの内容を聞くのではなく、
相手を認め、自分の心を相手に近づけ、寄り添い、
相手の「心・想い」を、ありのままに聴くということ。
更には、一円対話の心構えとして、
「傾聴・共感・受容」がありますが、
これらは、一円対話に限らず、
まさに「見守る保育」の心構えと一緒なのだと感じます。
なぜなら、「見守る保育」では、
子どもの声を聴き、子どもから学び・・・
そこには、先入観がなく、心が通い合うからです。
そのため、「一円対話」を、
沢山の園に、実践して頂きたいのは勿論ですが、
私たちは、園で実践できるように、
自分たちの実践について、もっともっと心をつかい、
質を上げていく必要を強く感じました。
大切な実践を、決して作業的に行うのではなく
日々心を込めて、少しずつでも改善を重ね、
必ずお客様へ還元していきたいと思います。
環境コーディネーター
宮前 奈々子