こんにちは。宮前です。
社内で糠漬けを行う中で、
糠を混ぜ忘れたり、
野菜を取り忘れたりすることを防ぐため、
誰がいつ混ぜ、漬けたかが分かるように、
日時や混ぜた人のサインを記入できる
「糠漬けチェック表」を作成しました。
ところが、社長から、
「赤ちゃんへ母乳をあげるために、管理表でチェックしているよう。
もっと、生き物として関わる目線を持ってみては?」と一言。
思わず、自分の事務的な冷たい眼差しに、ゾッとしました。
そんな見守るとは真逆な自分に嫌気がさし、
その後は、生き物だという意識を持って、
糠と接し始めると・・・
不思議なことに、これまでとは違った
糠との関係が生まれたように感じ、
毎日、糠と対面するのが楽しくなってきました。
やることが目的ではなく、
自分の眼差しが「見守る」であるかどうかが大事なことだと、
糠を通して、学んでいる最中です。
まだ始まったばかりのこの関係。
今後の変化が楽しみでなりません。
環境コーディネーター
宮前 奈々子