こんにちは。宮前です。
私たちは、お客様にお会いする時など、
手づくりの玄米クッキーをお渡しするのですが、
先日、ある方にお渡ししたところ・・・
「皆さんのお心、ありがとうございます。
一口一口かみしめて味わっていただきます。」と。
その方の「ありがとう」には、
圧倒的な感謝の深さを感じ・・・
私たちもですが、クッキーも玄米も
こんな風に召し上がっていただけることは
本当に嬉しいことだと感じます。
そして、ふと思い出したことがあります。
11年前、最大震度7を観測した
新潟県中越地震があり、
その当時働いていた会社から
「ボランティア休暇」を頂き、
一人で新潟へ行ったのですが、
被災家屋の清掃や、
避難所での荷物運びや片付けなど
お手伝いさせて頂く中、
避難所の体育館で、布団を運んだ時の、
ある被災者のお年寄りから頂いた「ありがとう」が、
今でも忘れられません。
普段、自分が使っている「ありがとう」とは
全く違う感覚があったのですが、
その違いは、やはり
感謝の深さの違いだったのだと感じます。
今回の玄米クッキーの時もですが、
同じ言葉を使っていても、
本当に心から感じているものや、
それまで積んできた生き方が
言葉や表情、雰囲気から自然と現れてくることを感じ・・・
自分自身も、そんな方々のように
感謝の生き方を重ねていきたいと思いました。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子