こんにちは。宮前です。
社内では、3年前からハーブを育てています。
当時から、観葉植物や鉢植え等、
沢山の植物に囲まれていましたが、
自分たちが、種から育てるのは、初めてのことでした。
窓も開かず、風通しの悪い環境の中でも、
毎年、しっかりと芽が出て(病気にもなりましたが・・・)、
私たちに、楽しみや学びを与えてくれています。
今年は、新たな取組として、
種まきの際、自然農の「粘土団子」をヒントに、
何種類かのハーブの種を、予め皿の上で混ぜて、
適当に蒔くことを試みました。
「粘土団子」は、福岡正信さんが生んだ、
自然農法で使われる手法ということで、
複数の種類の種子を混ぜ、
赤土等、粘土質の土と混ぜて水を加え、
団子状にして畑にまくというもの。
そうすれば、自然の状態を種が察して、
環境と時期にあった種が自然に発芽するということで・・・
現在グングンと育っているのは、「バジル」です!
3月後半に種まきをし、4月に芽が出て、今に至りますが、
バジルにとって、より適応しやすい時期だったのでしょうか。
最近は、その他のハーブの芽もチラホラ見え始めてきたので、
今後の変化も楽しみです。
ハーブを見ていると、
当然ながら、一つひとつ芽が出るタイミングや、
成長スピードが違い、
子どもも含め、私たち人間と通じるものを感じます。
各々が、ありのままに育つよう、植物へも人間へも、
「信」の関わりを大事にしたいと思いました。
また、摘みたてバジルは、社内でパスタに散りばめ、
早速皆で、美味しく頂きました!
生活にも仕事も、沢山の潤いや彩りを与えてくれる、
ハーブ達に感謝です。
環境コーディネーター
宮前 奈々子