こんにちは。宮前です。
昨年秋に小麦の種をまき、
6月にめでたく、収獲できたのですが、
その後の「製粉」について、JAや製粉工場に確認するも、
「10kg位ないと機械でできない」ということで、
製粉をしてもらえず、困っていました。
そんな時、父親が、
「石臼を持っている叔父に聞いてみようか?」と言ってくれ、
石臼を借りることができ、
社内で挽いて、やっと粉にすることができました!
また、これを機に、
叔父の話しや石臼の話しを、改めて両親に聴いてみると・・・
叔父が以前、趣味でそば打ちをしていたことや、
その石臼は、大切な友人から頂いた「思い出の品」だということ等、
昔の話しを、色々と教えてくれ、
親戚や石臼への感謝と共に、
小麦が粉にできたことに対して、感慨深い気持ちになりました。
小麦の取り組みひとつで、
人や自然、ものや思い出が繋がって、
関係が復活したり、新たな関係が生まれたり・・・
改めて、どんな仕事も一人では成り立たず、
たとえ、自分が気付かなくとも、見えなくとも、
沢山の支えがあってこそだと気付きます。
ものや人、組織等・・・
どんなものにも必ず存在する背景。
そんな背景を、もっと自分から見にいき、感じとり、
大切にしていきたいと思いました。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子