こんにちは。大河内です。
先日、ある園様へ訪問させていただいた際に
「子どものおもちゃ」についてのご講演を
拝聴する機会をいただきました。
講師の方は「売れるおもちゃの定義」として
次のような特徴をあげられており、
・光ったり鳴ったり動いたりするもの
・派手なパッケージのもの
・テレビで観たもの
(特に「暴力・戦い」と「性・可愛い」)
その後に続いたお言葉が、私には印象深く感じられました。
「ドイツ人は離乳食と同じようにおもちゃを考えている。
食べ物を真剣に選ぶようにおもちゃを考えているから
そういう刺激物は嫌う。」
最近の娘との会話で、今回のようなおもちゃについて
考えさせられるエピソードがありました。
友達3人と小学校の校庭で遊ぶ約束をしていて
いざ集まると、娘以外は皆、携帯ゲーム機を持っており
それぞれがゲームで一人遊びを楽しんでいたそうです。
「ゲームやめて皆で遊具で遊ぼうよ!」と言ったんだけど
「もう少し待って」と言われて全然終わらなかったよ。。
と、娘は憤慨して帰ってきたそうですが、お友達たちの
集中して周りが見えなくなってしまった気持ちも分かります。
このようなゲーム機に熱中している子どもたちの光景を
公園や飲食店の中でも何度か見たことがありますが…
子どもの姿の中に、大人都合の影があることを自覚し
自分の姿勢を正していきたいと思います。
ビジョンリスナー
大河内 盛友