こんにちは。大河内です。
先日、娘の小学校で行われた夏の風物詩である
「肝だめし大会」に家族で参加して来ました。
もともと怖がりな娘ですが、小学校に入ってから
ずいぶん成長したなと感じられる機会が増えており、
今回も自分から「肝だめし行きたい!」と言うので
どのような結末になるか見守ってみることにしました。
夏休みの夜、しかも自由参加のイベントでしたが
集まる大勢の子どもたちやその保護者をみると
肝だめしの人気の高さがわかります。
まず最初に子どもたちだけで体育館で怖い話を聞き、
その後に低学年は保護者と一緒に真っ暗な校内を
散策するという内容でしたが、、
廊下や教室内には、本気になってお化けに変装した
先生方や父の会の方々が潜んでおり、絶妙なタイミングで
暗闇の中から飛び出して来ては後を追いかけてくるという、
子どもはもとより大人でも進むのが怖くなるぐらいの
本格的な演出でした。
始まってすぐに大丈夫かと娘のことが心配になりましたが、
妻の腕を掴みながら、それでも自分から先に進もうとする姿をみて
怖いながらも挑戦を楽しんでいるのだと感じました。
ゴールに着いて、極度の緊張から一気に安心に変わり、
達成感を感じている娘のほころんだ表情からは、
肝だめしを通して、不安だけれど挑戦してそれを乗り越えるという
人が成長する過程を改めて教えてもらったような気がします。
大人になると知識や経験から複雑に物事を考えてしまいがちですが
子どもの姿からシンプルな大切なものを学んでいきたいと思います。
ビジョンリスナー
大河内 盛友