こんにちは。大河内です。
先日、お客様のもとへ車で向かっていると
並走していたトラックが急に目の前に割り込んで来ました。
「危ない!」と思い、咄嗟にブレーキを踏んで
何とか追突を回避しましたが、後続にも車がいたため
一歩間違えれば大惨事になるという恐ろしい事態でした。
一瞬、そのトラックの運転手に腹が立ちましたが、
その後の運転を今まで以上に注意するようになったのは
このヒヤリとした経験を頂いたからなのかもしれません。
「死ぬなら一人で死んでくれ、周りを巻き込むな!」
学生時代に合宿で免許を取得した時、お世話になった
教習所の教官が最後に話してくれた言葉でした。
一聞すると冷たい言葉のように感じられますが、
今もずっと心に残っているのは、その言葉の裏に
教え子への大きな愛情と、教官としての強い思いが
あったからなのだと思います。
最初は安全運転をしていても、慣れてくると
「これぐらいは大丈夫だろう」という自己中心的な
運転をする人が増えてきて、、
結果、自分の命だけでなく周囲を巻き込んでの
不幸な事故を起こし、それが教習所に連絡が入るたびに
教習所の皆様は悲しい思いをされるのだそうです。
運転する人の心次第によって、快適にもなれば不幸にもなる。
教官に教えて頂いた「技術よりも大切なもの」を大切にして、
車の運転ひとつからも心を磨いていきたいと思います。
ビジョンリスナー
大河内 盛友