こんにちは。大河内です。
先日、我が家では手作り味噌の仕込みを行いました。
昨年から味噌作りを始めた為、今年は2回目の取り組みです。
仕込んだ量は、昨年と同じ12キロ。
これは味噌セットを購入したお店の「仕込み量の目安」を
参考に、我が家3人で食べる分として決めた量なのですが、
実は昨年つくった味噌をちょうど今、食べている最中なので
本当にこの量が我が家に適しているのかは不明なところです。
食べるのは、365日。
でも、それを仕込むこの1日の手間はとてつもなく…
「鍋で大豆を煮て、それをビニール袋に入れてつぶす」
という工程が途中にありますが、これがとにかく大変で
一度に全ては行えないため、10回ぐらいこの作業を
繰り返す必要があるのですが、、
最初は「大豆あったかい、気持ちいいね!」と笑いながら
楽しそうに手伝ってくれていた娘も、後半は疲れか飽きたのか
いつの間にかその場からいなくなり…(笑)
「去年もこんな風に大変な思いをして仕込んだんだな」
と思い出しながら、一人黙々と大豆を潰すことになりました。
その後、再び戻ってきた娘と一緒に、最後の工程である
塩と米こうじと大豆を混ぜて、それを桶に詰めて仕込み完了。
また一年じっくりと発酵していくのを見守ることになります。
仕込みが終わったと思ったら、気づけばもう夕飯どき。
食卓に出されていたのは、昨年つくった手作り味噌のみそ汁。
「大変だったけど楽しかったねぇ」
「今年の味噌はどんな味になるだろう」
と、疲れと充実感の中で、昨年の仕込みの苦労を思い出しながら
味わったみそ汁は、普段より一段と美味しく感じられました。
手間暇をかける豊かさや、かけられた手間暇を味わうことを
忘れずにいたいと思います。
ビジョンリスナー
大河内 盛友