こんにちは。大河内です。
先日、お花見シーズンということもあり
北鎌倉へ寺巡りに行ってきました、
特に最初に訪れた円覚寺では、雨上がりだったという
こともあり、キラキラと輝く美しい花々や植物を
たくさん観ることが出来ました。
また、偶然にも野生のリスが桜の木の上にあらわれ
桜の花を食べている(?)シーンにも遭遇し、
思いがけないサプライズに、私たちだけでなく
その場にいた観光客の皆が驚いていました。
そんな中、ぶらぶらと境内を歩いていると
一人の通りすがりの男性が声をかけてくれました。
「実はあれ四角い竹なんですよ。知っていますか?」
私は竹と言えば丸いものだと思っていましたので
まさかと思い、よく目を凝らして観てみましたが
やはり普通の丸い竹にしかみえず…
しかし、実際に手で触れてみたら確かに四角い形状で
そのイメージとの違いに驚いてしまいました。
その竹は「四方竹」といって、通常の竹と違い
背はそれほど高くならず、筍として生えてくる時期も
春ではなく秋頃なのだそうです。
(秋に食べられる筍があるというのにもビックリでした)
その後も、その男性は一緒に歩きながら花や植物のことを
色々と教えてくれて、まるで専属のガイドさんのように
すっかりお世話になってしまいましたが、そんな予期せぬ
出逢いもまた楽しく、忘れられない思い出になりました。
それにしても、この四方竹の一件から感じたのは
きっとこうだろうと「わかったつもり」になってしまうと
いつまでも本当のことがわからなくなるということ。
「まさかそんなはずは」と思った時ほど、
実は本当のことを学ぶチャンスなのかもしれないと
今回の体験から自分の姿勢を見直したいと感じました。
ビジョンリスナー
大河内 盛友