こんにちは。大河内です。
今、私たちが再生を手掛けている
『聴福庵』という築120年の古民家。
その畳を作ってくださったのは、
同じ地元・福岡県飯塚市の畳職人さんです。
◆い草の伝道師、佐野畳屋
http://www.sano-tatamiya.com/
ホームページの中に「店主のブログ」があり
最初は、聴福庵に関連する記事を読んでは
「あっ、これは聴福庵の写真だ!」
「こんな風に店主は感じているのか。」
と、自分が関係すると思う記事だけに
注目して読んでいた訳ですが…
昨年末に実際にお会いし、お話を聴いたり、
一緒に「畳作り」などの貴重な体験を
させていただいたことによって
直接、聴福庵に関連しない記事にも
自然と興味が湧き、今では更新されるたびに
その記事を読むようになりました。
それは「製品」よりも
その人の「観ているもの」に
興味が湧いたから、なのかもしれません。
これって、保育園・幼稚園のブログも
ある意味で同じことなのではないかと感じます。
最初は、保護者が興味あるのは「自分の子ども」。
「自分の子どもの写真が載っているか?」
「自分のクラスのことが書かれているか?」
そこに興味を示して読むのだと思いますが
段々と、読んでいくうちに、関わっていくうちに
先生が観ているもの、園が目指しているものに
興味が広がっていく。
そして、ファンになり…
顔が見える保育、心が伝わってくる保育、
たとえ似たような園があったとしても
「私はこの園がいい!」
と、思えるようになるような気がします。
きっと誰もが思いを持っているからこそ
しっかり発信していき、それが伝わっていき…
物の善し悪しや価格だけで判断されない
世の中を遺していきたいと改めて感じました。
ビジョンリスナー
大河内 盛友