こんにちは。大河内です。
先日、ギビングツリー主催の
職域別セミナーが開催されましたが
セミナー中の、ある先生の発表の中に、
とても興味深いお話がありました。
以前、園見学に来られた方に
園内の茶室についてこう言われたそうです。
「この茶室は園長の趣味でやっているんですか?」
…、この言葉に対して先生は
「ん?」と違和感を覚えつつ、、
自分の言葉で、「お茶」がどのように
「保育」と結びついているかを話せるようにと
それからは 『保育所保育指針』 を常に持ち歩き
園長先生が日頃仰っていることと、指針とを
結び付けていったのだそうです。
発表のスライドには、次のように書かれていました。
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お茶は、お点前ができるようになるために
行うものではありません。
お茶を通して何を経験してほしいか…
それは、めりはりやおもてなしの心です。
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本当にその通りですね。
カグヤでも様々な実践をしていますが
それはもちろん趣味でやっているわけではなく
理念だから、目指しているものの為だから、
子どもたち(未来)に繋がっているから。
それは、周囲に理解されることが
第一ではないとは思いますが、
やはりそれを伝えられることは大事なこと。
発表された先生が、
「趣味ですか?」 と聞いてきた先生を
どうこういうのではなく、
自分自身を省みて、自分の方を変えていった姿に
大切なものを教えていただいたように思います。
私自身も「何のため」を深掘っていきたいと思います。
ビジョンリスナー
大河内 盛友