こんにちは。大河内です。
クルーの誕生祝いに、その一年の挑戦や成長を
皆で一冊のアルバムにまとめて贈る、という
「ハッピーポートフォリオ」という実践があります。
以前はこのように、写真を切り貼りして
筆を入れたりコメント書いて装飾して…と
とても凝ったものになっていて、
もらうと非常に嬉しいものではあるのですが
制作する側の大変さを思うと考えるところがあり、
何より「これでは園さんで真似できないね」と
社内で声があがっており、、
先月から『しまうまプリント』というサービスを使い
フォトブック形式で渡すようになったのでした。
しかし先日、3月生まれのクルー2人分の
フォトブックを発注しようと、夕方から
ページ構成や写真の割り振りを行ったところ…
発注は出来たものの、帰りは終電間際となり
「これでは大変さはあまり変わらないな」
と思いながら、帰路に着いたのでした。
そして振り返りながら思ったこと。
この形式にしてみて、この「発注」までが
一つの大きな山場ではあるのですが、、
先日も写真の割り振りをしている中で
「あれ、あの時の写真がないな」
「この写真があった方がシーンが繋がるな」
など、ある意味の『こだわり』が生まれたから
単純な作業時間以上に、時間が多くかかった
ということも感じられました。
そしてそれは、日頃から私たちが
振り返りや共有、一緒に取り組むことを通して
仲間の「流したくない挑戦」や「素敵なシーン」を
心の中にたくさん持っているからこそであり、
そのように今回のことを受け取ってみると、
その『こだわり』が自然と生まれてしまうことは
それ自体がとても豊かでありがたいことで…
むしろ、心の中に何の『こだわり』も生まれず
ただ短時間で作業的に作れてしまったのだとしたら、
それこそ「何のため」にやっているのか。
かえって時間の無駄になってしまうように思います。
心を使う実践を積んでいきたいと思います。
ビジョンリスナー
大河内 盛友