こんにちは、奥山です。
小学校の6年間ずっと同じ学校に通っていましたが、
私にとってもう一校、母校と言える学校があります。
それは、母の実家近くにある小学校です。
夏休みや冬休み、祖父母宅に行くたびに、
従妹も集まり、必ず校庭に遊びに行っていた
楽しい思い出の詰まった学校です。
中学生頃からは部活が忙しいと理由をつけたり、
思春期真っただ中で親と外出することが嫌で
祖父母宅へ一時期行かない時期もありました。
夏はカブトムシ採りや花火、縁側でスイカを食べ。
冬はみんなでこたつを囲み、お節料理を食べたり、
お年玉をもらい、従妹とたくさん遊んだり、
祖父母宅での思い出とも重なり、子どもの頃の
大切な思い出でもあります。
そして、今回久しぶりに小学校を訪れてみると、
自分の知っている学校とは違う光景が広がっていました。
元々、田舎で子どもも少なかったようですが、
廃校となり、子どもたちのいない校庭は、
かつて駆け回ったあの時の校庭はまるでなく、
驚きのあまり、しばし立ち尽くしてしまいました。
現在、カグヤでは古民家に携わる機会を頂いていますが、
そこにも何か通じるものを感じました。
校庭で好き勝手遊んでいただけではありますが、
それでも見守られていたのだと今改めて感じています。
出来ることは少ないかもしれませんが、
子どもたちにとっての大切な場所を
いつまでも大切にしていけるよう、
自分にできることから始めていきたいと思います。
ミマモルジュ
奥山 卓矢