こんにちは、奥山です。
先日、お茶碗を落とし割ってしまいました。
落としたのは自分の不注意で、
そのまま捨てるのは忍びないと思い、活用法を調べていたところ、
江戸後期、焼継師という職人が現れ、
割れた茶碗を修理して使っていたようです。
今では100円ショップに並ぶものや割れないものなど、
用途によって使い分けることができます。
割れた茶碗は値段のことを言えば
決して高価なものではありません。
ただ、物を大事にすること、
あるものを活かすことは労をねぎらう「はたらき」。
捏ねたり、伸ばしたり、丸めたり、
子どもたちの豊かな創造力に気付くことも「はたらき」。
子どもたちの前で働くことだけが「はたらき」ではなく、
見えないことに気が付くこともまた、
仕事をさせて頂く中で「はたらき」なのだと感じています。
割れた茶碗をきっかけにして、
もともと茶碗は、粘土からつくられている。
子どもたちも粘土遊びをしている。
「もともと」を考えていたら、
日本の配色、模様、紙、デザインなど
今、様々な方面に興味が向きはじめました。
捏ねたり、伸ばしたり、丸めたり、
粘土遊びをするように、
関心の高い分野から子どもたちに活きる
カタチづくりをしていきたいと思います。
オルタナティブコンサルタント
奥山 卓矢