こんにちは、奥山です。
10月末から5日間保育視察のため
韓国へ行ってきました。
今回は新宿せいが保育園の藤森先生の著書
『見守る保育』が韓国語版に翻訳され、
韓国の実際の様子を見るため訪問しています。
そんな中、ある保育園の子どもからこんな質問を受けました。
「独島は韓国と日本どっちの領土?」
通訳の方からは純粋な子どもからの質問として、
答えてあげて下さい。と言われたものの、
何と答えればいいのだろうと考えてしまいました。
相手が子どもかどうかよりも、
自分が歴史をどう認識しているかを
問われているようで考えていたら、
研修に一緒に来ていたある先生が手を挙げて、
こう答えていました。
「これはとても難しい問題だね。
小学校、中学校、高校、大学へ行って勉強をして、
どうしたらいいか学んできてください。
そして、その答えを教えてください」と伝えていました。
その返答を聞き、共に発展するために共に考える。
教育の本来のあり方なのかもしれない、
ふと、そんなことを思いました。
教育、保育に携わるものとして課題をもって、
視察を続けていきたいと思います。
続く。
ミマモルジュ
奥山 卓矢