こんにちは、奥山です。
昨年7月から通いはじめた機織り。
今通っている工房の男性メンバーだけで
4月に作品展をしよう!となり、
せっせと織っています。
織ることに加え織った布を使って
今回仕立てまで行うため、
工房へ行くといつも初挑戦ばかりです。
どんな糸でどう織ろうかスケッチして
イメージをしてみても、
いざ織り始めるそうはいかなかったり、
新たなインスピレーションを得たり様々です。
ある方がこんなことを言っていました。
「この織はものをつくるための織りではなく、
まだ見えていない自分を見つけるためのものでもあります」
本来なら作るものを決めて色もデザインも
逆算して考えるのかもしれません。
でも、やったことがないことは
そんな逆算もあてになりません。
それ以上に色鉛筆で色を重ねていく楽しさや
織っていると工房の方が「素敵だね!」と
声を掛けてくれること、それはどれもこれも
人と人の間だから感じられる温もりなのだと感じています。
織りながら考えて、織ってから何を仕立てるかを考える。
一体どうなるのか自分でもわかりません。
3月は別れの季節でもありますが、
出逢いの季節でもあります。
経糸と横糸を使って自由気ままに絵を描くように
まだ見ぬ自分に出逢えたらと思っています。
ミマモルジュ
奥山 卓矢