こんにちは、奥山です。
前回お伝えさせて頂いた「オレ展」についてですが、
織り上がった布にミシンを使い仕立てていきました。
小学生ぶりに使うミシン。
当時でさえ、手伝ってもらって何とかなったものを
大人になり、今このタイミングで使い始めるとは
全く考えもしていませんでした。
ロボットというテーマはあるものの、
想いとは裏腹に技術は全く追いつかず、
限られた時間の中で作れるもの、そして簡単なもの。
一本の糸から始まり織り重ねるごとに布となり、
切って縫って立体になってくると、
「そういうことか!」と気づくことがあります。
そして、思うのは「だったらこうしておけばよかった」という数々。
「先に縫っておいた方が良かったのか~」
「もう少し長く切ったほうがよかった」
ただ、その失敗の数々は全て次に活きる糧だと感じています。
プロから見たら、なぜそんなミシンのかけ方を!?と
きっと驚かれると思いますが、
下手でも形になると嬉しく、なぜだか自信が湧いてきます。
以前、字を書くのが上手い人の手の動きを見ていたら、
手が踊っているみたいに見えました。
出来ない、やろうとも思っていなかったことが、
まさか出来上がると、それは自分ではないみたいで
魔法にでもかかったような気がしますが、
この手で確かに学んだ一つ一つを
次回に活かしていきたいと思います。
ミマモルジュ
奥山 卓矢